2011年9月17日土曜日

非常識な成功法則/著:神田昌典

非常識な成功法則
―お金と自由をもたらす8つの習慣
神田 昌典 (著)

先日お邪魔させて頂いたコワーキングスペース カフーツの伊藤さんから借りた課題図書3冊のうちの一冊。実は神田さんの本を読むのは初めて。

本に書かれているのは、年収を10倍にするための心構えと具体的な行動としてどんな事をしたらいいか、という事が分かりやすく書かれた一冊。(1年で、とか書かれてるけどまぁ1年でできるかいな、と思いつつ。けど行動しないと増えるはずも無い、というのも事実。。。)
「うをぉー!やるぞー!」と単に気合い入れてポジティブになるだけじゃ何も意味が無く、具体的に行動をする事と大量のインプットが必要だというのは最近薄々気づいてる事だったんだけど、まず最初の方にある「やりたくない事を明確にする」というくだりはなるほどなー、と思った。

企業や個人で立てる年間計画や四半期計画などで 、いろんな夢を見つつ「ああ、あれをやろう。あれができたらきっと上手く行く!」と「やる事リスト」をついついびっしり埋めて行っちゃったりするんだけど、そのリストの中に入ってる「やる事」って、本当に自分がやりたい事なのかどうか、するべきかどうかをキチンと考える必要がある。
例えば「やる事リスト」に入ってる事を実行してみたものの、積み重ねたその行く先が実は「自分がやりたくない事」にならないように、とか。いやまぁもちろんやりたくなくてもやらなきゃ行けない事は沢山あるけれど、それはそれでどうにか超えないと「やりたくない事」が実現しないわけで。

「やりたくない事」を突き詰めた上で「やりたい事」を考える。それを突き詰めると自分の人生におけるミッションが見えてくる。で、じゃぁあとはどうやって実行するか、のヒント。とまぁそんな感じ。

多分、読みながら実践してみたり、ふとした時に振り返りとしてまた読み返してみたりする事で、自分自身の理念(俺は何で仕事してるの?俺が人生でやりたい仕事って何なの?)みたいなものを見いだすヒントになるんじゃないかな、と思う一冊でした。
ビジョンが見えてるか見えてないかで行動が劇的に変わるだろうし。