2010年1月9日土曜日

[情報設計]情報整理に役立つ「タグ」とは?

仕事で関係者に説明する機会があったりなかったりするので改めて自分なりにまとめて腹に落としておこうと思いまして。

ウェブサイトの運営とかで製品情報のデータベース化する時や、最近のブックマークツールでも見かけるようになって来た「タグ」。情報整理と検索の方法として覚えておくと、いろんな局面で役立つので覚えておいて損は無いと思ってまして。

ひとまずは「カテゴリ」の考え方。図にするとこんな感じ。ちょっと種類少ないけど。

コーヒー、ミックスジュース、ビールはドリンクメニューというカテゴリに属し、サンドイッチ、カレー、ナポリタンはフードメニューというカテゴリに属する、という感じ。
いろんなメニューがあってそれをある程度の種類にまとめる箱的なもの、「カテゴリ」で括るイメージ。



で、次は同じメニューを「タグ」属性の図にしてみるとこんな感じ。

「カテゴリ」の場合は、各メニューが「ドリンク」と「フード」の2つのカテゴリにまとめられているのに対して、「タグ」の場合は各メニューに含まれる属性情報からメニューを探す、というイメージ。

例えばカテゴリだけだと、フードかドリンクかを選んで子供向けっぽいメニューを探すわけですが、タグで探す事ができると子供向けメニューで探す事ができる。カテゴリに縛られないので、比較的自由度の高い情報拡張が期待できるわけです。
さらに、カテゴリとタグの両方を組み合わせて使う事で、情報整理がもっと快適になるわけで。


この考え方はスケジュールやタスク管理にも応用できるて、iPhoneアプリのPocket Informantで使えるToDoでもズバリな使い方ができます。
ちなみに、私がタグの使い方として一番腹に落ちたのはソーシャルブックマークのはてブ使いだしてからです。最初よくわかんなかったですけど、使い込むうちに良さが分かる。

上手く説明できてるか微妙かもですが、もし分からなかった人の理解のきっかけになれば幸いです。