2011年4月25日月曜日

1日で「わかりやすく伝える」ってこういう事か?を感じる動画と書籍3つ

Web制作に携わっていつのまにか10年経ち、企画書や提案書を作成したりプレゼンをする機会もちょいちょい増え、最近では社内で勉強会を行っ たりする機会もできたり小難しい事をいかにおもしろく分かりやすく伝えるかを考える機会が増えてきました。機会だらけ。

逆に「観る」立場でさまざまなセミナーとかで分かりやすいプレゼンにいつも「ほっほー」と影響されているわけで、じゃぁ私の分かりにくい説明と セミナーで聞く「分かりやすい話」の違いは何かを自分なりに考えてみました。

闇雲に本を読んでも睡眠学習になるだけだったわけですが、最近なんとなーく「あ、分かりやすく伝えるってこういうこと?」というのが見えてきた ようなそうでもないような気がしてきたので、その一助になったモノを順を追ってご紹介しようかと。


ソフトバンク30年ビジョンで孫さんが語った「理念→ビジョン→戦略」の話。カンブリア宮殿ではその後「戦術→計画」と続く話をされていまし た。


文字も大きいし図も多いので読書するとよく眠れる私にもオススメな一冊。ここで記述されている内容は「理想」と「現実」から起こる課題 (Why?)に対して「どのように(How)」、「何を(What)」という文脈を図解するととっても分かりやすく伝えられるよ、というお話。


最後はTED(Technology Entertainment Design)。さまざまなプレゼンテーションが無料で閲覧できます。かなり熱いです。ボランティアで翻訳されているとの事でプロジェクトに参加されてい る方に敬意!Webってすごいですよね。日本ではこういう番組ないんすかね。
お持ちの方は翻訳バージョンが観られるiPadアプリ がオススメです。iPhoneアプリもありますが字幕が出ないのが難点。

その中で「上手な伝え方」に フォーカスしたプレゼンがあったのでご紹介。
Apple製品がなぜ他のデジタル企業の製品と比べて魅力を感じるのか。
ここで語られている事は、人は「何に(What)」ではなく「なぜ(Why)」によって動くという事、その理由を生物学的にも理論立てられてい ます。


私的にはこのような所から「分かりやすく伝えるってこういう こと?」を感じました。
ただ「うまい伝え方」は人によって違うし、まだまだ自分も足りない点が多々々々々あるし、あくまでこれらは「考え方」と して留めておいてあとは自分なりに試行錯誤してやり方を見つけるのが良いのかなと。実践あるのみ!